どちらかの不貞や暴力が離婚する原因の場合、慰謝料の請求が可能です。
その慰謝料請求を行なうにあたり、婚約指輪・結婚指輪の扱いで悩む方もいることでしょう。
離婚する時に、配偶者から指輪を返還するように迫られることもあるようです。
婚約指輪については、夫が思わぬ事故などにあったときに備え妻に残る財産の一つとして渡すというものでもあるそうです。
そのため、婚約の際に渡す指輪は高額となっているのです。
結婚の約束を表す婚約指輪は無償で与える贈り物なので、配偶者に離婚する時に返す必要性はありません。
受け取る慰謝料の一つと指輪をもらっておくという人も多いようです。
一方、結婚指輪と言うのは、結婚の目に見える証拠として夫婦で指輪を交換します。
そのため、離婚した後は必要のない指輪となります。
はめていた結婚指輪を返すように言われたならば、それに従う必要があるのかもしれません。
どちらにしても、指輪のことで話し合いが滞ってしまったら、弁護士に依頼するのが賢明です。
些細なことでエネルギーを消耗してしまうのは、とてももったいないことです。
どんなに愛着のある指輪でも、執着してしまうのは、良くないので注意しましょう。
整理したい指輪を買い取りしてくれたりリフォームをしてくれるところなどもあります。
納得のいく指輪の整理をして、思いも切り替わって次の人生へと進んで行けるようになるでしょう。
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